「自分で判断すべきこと」と「判断を仰ぐべきこと」を見極める。
間違った判断が大失敗を招く。
判断に迷ったらすぐに社員に確認を。
普段、ルーティンで行う作業であれば、ある程度自分で判断して仕事を進めていくでしょう。イレギュラーなことが起きても、以前似たようなことがあり、すでに処理した経験があれば、自分で判断して先に進めてもいいかもしれません。
これが全く対応したことがないイレギュラーだった場合はどうするべきでしょうか。
自分勝手な判断で仕事を進めると、あとで大失敗となり、社員にも迷惑をかけてしまいます。今まで一度も見たことのない事例、例えばマニュアルなどにも載っていないことであれば、必ず社員に判断を仰ぐことが必要です。
マニュアルにないのに、勝手に間違った返答をしたりすると、あとで大変な思いをします。
よくありがちなのが、本人は「以前対応した事例と似ていたから」という理由で勝手に判断して進めてしまうことです。でも実際は全く違う事例で、その違いがわからず、すべて一緒くたになってしまって、失敗するのです。
その微妙な違いを見極めるのが重要です。
少しでも疑問に思うことがあれば、社員に判断を仰ぐ。
もし気難しくて怖い社員だったとしても、そこは自分を守るためにも確認することが大切です。