
保育の現場では、行事を主にした保育が行われがちで、子どもが願っていることならまだしも、願っていないことまで次から次へと課題、課題と追われてしまう環境になるのです。
特に今の保育園では、あれをやって、これをやってとその対応に追われる状況で、保育士が疲弊してしまうようなところがあります。
行事ももちろん、大事なことではありますが、「やらなければいけない」ではなく、仕掛けていく。そうした保育のあり方を、大切にして実践していくステージに立たされています。
保育士が何かを仕掛けると、子どもたちが気づいて面白がる。
反応を見て、さらに仕掛け人になる。
それが子ども心を動かす大切なことです。
まずは、パターン化した保育に疑問を持ち、気づくこと。何が大切なのか、何が問題なのかに気づくことは、保育力のアップにつながります。