パートタイム労働者とは、週の労働時間が正社員よりも短い労働者のことですが、厳密な定義はありません。
パートタイマーの一般的なイメージとしては、スーパーのレジ係や工場などに勤める主婦などが浮かぶのではないでしょうか。
その他、時給で働く人や、短時間だけ働く人など、いくつかの特徴を挙げることができますが、実際には、パートタイマーという名称の雇用形態を明確に定義する法律などはなく、仕事内容や労働環境、労働時間数などによって正社員と区別されるものではありません。
パートタイマーの語源は、英語の「part timer」であるとされ、時間を部分に区切る働き方という意味合いで使われています。
たとえば、「週3日、朝9時から夕方4時まで」「毎日朝10時から昼2時まで」というように、労働者が自分の時間を切り売りするような形で雇用される形が中心になります。
どのような労働者をパートタイム労働者というのかについては、法律や役所の調査によって定義の仕方が異なるようですが、大まかにいうと正社員と比べて短い時間で働く人がパートタイマーだと解釈すれば間違いにはならないようです。
パートタイム労働法の「短時間労働者」が、常にパートタイマーを意味するとは限りませんが、1つの目安にはなるでしょう。