保育園で主任保育士はパイプ役
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保育園によって、組織運営は変わってきますが、一番上に園長がいて、主任保育士が現場の保育士さんのリーダーとして指導や園長のサポートをしています。

保育園では、園長と主任との連携が、良い保育園の運営には欠かせません。

園長が心根の優しい方の場合

もし保育園の園長が、心根の優しい方で、どんなことを相談しても、
「いいんじゃない」
「思う通りにやりなさい」
となんでもやらせたらどうなりますか。

園長に相談しても主任に聞いてみてと言われると、職員からも不満の声が聞こえてくるかもしれません。

ここで、主任はパイプ役になります。

主任はときには園長の代理としての役割も兼ねながら、日々子どもと接する現場の職員と、園全体を考えなければいけない園長という、距離ができがちな両者をつなげることが求められます。

それだけでなく、職員と保護者とのパイプ、保育園と地域とのパイプの役割もあります。

「パイプ役として力を尽くせばいいんだ」
と思って、園長にばかり求め過ぎない、求めるよりも、自分の頭で考え、与えられた役割を果たしていけばいいです。

園長も含めたみんなで、保育の現状について、園について、子どもたちについて、職員の間で語り合っていけば、そこでは、園長への報告、職員間での連絡、といったかしこ畏まった場では出てこないような活発な意見交換が生まれてきます。

園長が押しが強いタイプの場合

もし、園長が、自分が園長だという強い自負を持ち、押しが強いタイプの方で、職員が自分の意見を言い合えるような環境ではない場合はどうなりますか。

職員が私に相談してくると、園長としては面白くないでかもしれません。

職員の意見を吸い上げて園長に報告すると、
「なんでそんなこと言ったの!?」
と返ってきて、そうなると職員もますます園長に萎縮して、少し負の連鎖が起こるかもしれません。

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