保育園の分類

保育園には、大きく分けて三つの形があります。「認可保育所」、「認可外保育所」、そして「認定こども園」です（より大枠では「認定こども園」は認可保育所に含まれます）。

「認可保育所」は、子どもに対する保育士の数など、国の設置基準を満たしている保育園のことで、公立と私立と両方あります。

一方の「認可外保育所」は、基準に満たず、公的な運営費をもらっていない園になります。

東京都の「認証保育所」のように、国の基準には達していないものの、自治体独自のルールで認可を出している園もあります。

保育内容や設備、料金は、施設ごとに大きく違いがあります。

認可保育所は、設置基準に基づいて園児の定員も決まっているため、保護者の方からしてみると、入りづらい面があり、保育ニーズから、認可外保育園への需要も高まり、近年になって多くつくられるようになりました。

「認定こども園」というのは、幼稚園と保育園が一体化した施設で、保育園と同じく０歳から小学校就学前の子どもを預かるのですが、３歳以上の子どもを見るには、保育士資格と幼稚園教諭の資格の両方を持っている必要があります。

今後増えていき、幼稚園と保育所との垣根が解消されていくことが期待されています。

「この形の園がよい」と決まっているわけではありません。それは認可保育園であっても、園ごとに雰囲気や内実は異なります。