派遣社員は、親の介護や育児をしながら、できる仕事を選べる

派遣社員は自分の望むシフトで働ける

現在、多くの会社で介護休業、育児休業などの制度が導入されていますが、制度があるからといって、職場によっては休みを取りづらい雰囲気だったり、いろいろ不自由なことがあるようです。

また介護休業や育児休業の期間中は無給であることも多く、働いて収入を得ながら親の介護や育児をしていきたい人にとっては、必ずしもこの制度が問題の解決策にはなりません。

少子高齢化が急ピッチで進み、親の介護をしながら、あるいは育児をしながら仕事を続けていくことは、もはや個人レベルの問題ではなく、社会的な課題になっています。

ですから、そうした人たちをバックアップする制度を整備する必要があるのはどんな職場でも同じはずなのですが、やはり介護や育児で仕事を続けられなくなるという話もよく耳に入ってきます。

こうした問題を解決するにも、やはり派遣は有効です。

まず、1日7時間あるいは8時間といったフルタイムの就業が無理でも、短時間だけ働くという選択ができます。

また、週5日ではなく、週3日、週4日といった変則的な勤務もできます。

何より、派遣の仕事の場合は、あらかじめ勤務時間や勤務日数を約束し、派遣社員を受け入れる職場側も同意した上で仕事をスタートするわけですから、フルタイムの勤務ではないからといって、一緒に働く人たちに必要以上の遠慮や気兼ねをする必要がありません。

決められたペースできちんと仕事をしていれば、誰にも負担や迷惑をかけることがないのです。その点では、働く人たちに勇気を与えてくれます。

ワークライフバランスはまだまだ定着していない

日本の会社の多くは従来、終身雇用、年功序列を基本に成り立っていました。これはつまり、一つの場所で継続して、長く働き続けることが前提だったということです。ライフステージの変化により、途中でペースダウンをしたり、ブランクをつくること自体、職場での評価を下げる原因になっていました。

今はさすがに、世の中の主流となる考えかたがワークライフバランスを重視することだったり、ライフステージの変化に合わせて働きかたを変えていく人を尊重することになっていますが、もともとあった会社のしくみを根底から変革していくというのはとても難しいものです。

だから介護や育児をサポートしてくれる制度ができても、十分に機能していないという状況がいまだに残っているのではないでしょうか。

介護や育児に「待った」はありません。どうしても、家族の誰かがその人の介護や育児を必要としていて、ほかの人に代わってもらうことができないこともあります。

たとえ一人で全部を背負う必要がなかったとしても、夫婦なり兄弟姉妹なりと協力し、分担し、自分の時間と労力とをそこに注がなければならないでしょう。それはとても大変なことです。

ペースダウンしてもキャリアを保てるのが派遣

しかし、大変だからといって、その間働くのを辞めてしまうと、また就業経験にブランクができてしまう。

次に仕事に復帰するとき、仕事が決まりにくいとか、自分に自信がもてずに悩むとか、いろいろな問題に直面することになります。

家族の問題は家族の問題として、もし自分自身は何があっても、仕事を続けたいという思いがあるのなら、ペースダウンをしても仕事を続けていくべきです。

単純に、介護や育児に手が取られる期間を何とか乗り切るということだけでなく、将来のことを考え、あなたのキャリアを途切れさせないという意味でも、仕事を続けていく意義は大きいです。

そして、あなたのペースに合った働きかたを見つけるためにも、派遣会社を活用してください。

たとえペースダウンしたとしても、ずっと同じペースで仕事を続けていくことが精神的にも体力的にも厳しいようであれば、3ヶ月働き、1ヶ月休み、また3ヶ月働くというような変則的な働きかたを選択する方法もあります。

どうしたら自分が無理をせず、仕事を続けていけるのか。それを模索し、自分なりのペースをつくっていくために、派遣の仕事を通していろいろ試してみてください。

POINT

・今は、自分の人生プランに合わせて働く時代。

・派遣は、ライフイベントに対応した柔軟な働きかたができる。

・派遣は、短時間しか働けなくてもキャリアを積むことができる。