派遣社員もビジネスメールをマスターする

間違ったメールはみんなに迷惑をかける。

メールひとつでその人の力量がわかってしまう。

正しいビジネスメールの書き方をきちんと理解していないという人は、意外といます。

例えば、新卒社員が、クライアントへのメールの書き出しに、「お疲れ様です」と書いてしまうと、間違いです。「お疲れ様です」と書いていいのは、社内の上司や同僚など近しい人だけです。

お客様となるクライアントへは「いつもお世話になっております」が一般的となります。

また、上司に向かって「ご苦労様です」と書くのもよくありません。「ご苦労様」は、目上の人が目下に気遣ってかける言葉です。広く誰にでも使っていいのは「お疲れ様です」となります。

本文もわかりやすく、相手が読みやすいように、改行しながら完結に書くことが大切です。文章自体、何を言っているかわからないという人も多いので、送る前にきちんと意味が通っているか、誤字脱字がないかを確認してから送るようにしましょう。

CCとBCCの使い分けもきちんとしましょう。これらの違いは、相手にメールアドレスが通知されるかどうかです。CCに入れると通知されますので、上司に内容を把握しておいてほしい時などは、CCに入れて送るということが多いです。

メールひとつで、その人の力量がわかります。正しい書き方・使い方を習得しましょう。