薬剤師の転職で、紹介会社によっては、給料や勤務地や時間帯などで、就職先が決まった場合、見学をさせてくれる場合があります。
もし見学もなしで、いきなり決定になってしまうのは、リスクが大きいので、見学は絶対させてもらうようにしましょう。
ですが、見学をした時に注意しなければいけないことがあります。
それは、薬局側もいいところしか見せないケースがあるということです。
結構、これが意外に多いです。
薬局側としては、人が不足しているところほど、薬剤師に来て欲しいです。
ということを考えると、ここの薬局は、勤務したくないなと思わせることはできません。
したがっていい顔をすることが多いです。
普段、中の悪い人も、見学者が来た時だけ中の良い顔をすることもあります。
普段怒っている人も、黙々と仕事をしていたります。
人がいなくて困っている薬局ほど、こういういい顔をします。
ちょっとした違和感を感じるくらいはあるかもしれませんが、これを見学だけで、見抜くことは難しいでしょう。
ではどうしたらいいのか?
いろいろ見学をしてみて、まずは他の薬局と見比べてみてください。
そして、見学をする時によくありがちなのが、できるだけ暇な時間帯の見学になってしまいがちです。
これは、もちろん、忙しい時間にこられても相手ができないということもありますが、
忙しい薬局で精神的に余裕がない大変だと思われたくないと思う心理もあります。
ですが、あえて忙しい時間に見学をして、その忙しさや薬局の中での人間関係も見ておくのがいいでしょう。
もしそれが難しい場合だったり、転職時期が忙しくない季節だった場合は、最初お試し期間を設けて務めるのも一つです。
アルバイトのようなお試し期間を設けてもらい、自分にあっているようなら就職するといったようにすれば、中の様子が把握できるはずです。
それに使えるのが、派遣です。