お子さんを預ける保護者の方が一番気になるのは、「保育園でわが子がどのように過ごしているのか」ではないでしょうか。
最近では、保育園向けのICTシステムや、スマートフォンアプリなどを導入する保育園も多くなっています。
普段の連絡だけでなく、保育園で撮影した写真の共有や、動画の配信など、一昔前では考えられないほど、お子さんの様子を保護者の方にお見せできる手段は広がっています。
このように入園を検討している保育園が、どのような手段や頻度で、保護者とのコミュニケーションをとっているかを確認しましょう。
デジタルツールに限らず、おたよりや園内掲示などの紙資料でも情報共有はできます。園での子どもの様子を、保護者にどれだけ共有しようとしているか、園のスタンスも見てみましょう。
また、園見学の際には、玄関の掲示スペースや壁面に貼られた「保護者向けの書面」にも注目してみてください。
お知らせを貼り出すだけでなく、園での子どもたちの姿を保護者に伝える写真や制作物、園児たちの間ではやっているあそびの紹介など、さまざまな展示や掲示が見られるでしょう。多ければ多いほど良い、というよりは、どのような姿勢で保護者にお子さんの様子を伝えようとしているか、を見るようにしましょう。
また、保育園のホームページやSNSなども必ず見るようにしましょう。
自治体から認可を受けて運営している保育園は、「利用調整」といって、どの家庭のどのお子さんが入園するかは、自治体によって決められます。短時間・標準時間といった保育時間の長さや保育料の認定を行うのも、保育園に入るための申請手続きも、窓口は自治体になります。
そのためか、園のホームページに最低限の情報しか載せていなかったり、ホームページすらない保育園というのもあります。
ただ、保護者の方からすれば、どんな保育園なのか、できるだけ特色やこだわっていることなどを知りたいところではないでしょうか。情報がたくさん載っているかどうかではなく、保護者が知りたい情報がしっかりと紹介されているか、「親切に」情報発信がされているかを見てみましょう。
まとめ
保育園は育児の「パートナー」。保護者に向けてたくさん情報を公開していることがたいせつ