3歳までの保育園選びのチェックポイント- 絵本やおもちゃがどのように扱われているか
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保育園で子どもたちがどのように過ごすかはそれぞれ違いますが、大きく分けて、「設定保育」と「自由保育」の2つのスタイルがあります。

設定保育は、保育者があらかじめ立てた指導計画に基づき、時間配分や活動の目的、予想できる子どもの動きやそのための内容などを、計画にそって進めていく保育方法です。

一方、自由保育とは、その名の通り、子どもたちが自由にあそびを見つけてたのしむことをベースに、子どもの自発性や主体性から保育の環境づくりを展開していく方法です。

設定保育を基本にしている保育園でも、自由に子どもたちがあそぶ時間帯もあったりしますし、自由保育を理念にしている園でも、みんなで一緒にたのしむ活動をあらかじめ設定してたのしむ日もあるでしょう。

この設定保育と自由保育のどちらかで保育園を選ぶのも良いですが、保護者の方に見てもらいたいのが、自由にあそべるスペースや空間がどのようになっているか、です。

見るポイントとしては、保育室内でおもちゃや絵本がどのように置かれているかというところです。

子どもが自由に手に取ったり、取り出せたりする位置に配置されているかを確認しましょう。

子どもが自由にあそべる時間であっても、「これで自由にあそんでね」と保育者が選んだおもちゃや、絵本を子どもたちに渡し、それぞれであそぶようにうながすのは、自由保育というより保育者主導の「あそびの押し付け」にしかすぎません。

子どもの自発性や主体性を大切に考える園かどうか、おもちゃや絵本の置かれ方から見抜きましょう。

また、絵本については、ただ子どもの手が届くところに置かれているだけでなく、表紙が見えるように置かれていたり、並べられているかも見てください。

小さな子どもは、まだ背表紙の文字だけでは、自分が好きな絵本や、興味がもてる絵本を識別しづらいです。

このような保育園側の細かな配慮にも目を向けてみましょう。

まとめ
子どもが「自由に」あそびをたのしめる環境であることがたいせつ

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