スキルアップは戦略的に。
やみくもに取った「資格」はむしろ逆効果。
将来の自分をイメージして計画立てる。
スキルアップのためにと、片っ端から資格を取ろうとする人がいますが、それはむしろ逆効果です。
やみくもに資格だけ並べても、採用されるわけではありません。もちろん専門職であれば、資格があったほうが有利ということはあります。
意地悪な相手だと、「どうしてこんなに資格を取ったの?」と聞かれてしまうことも。それぞれ資格に思い入れがあって、きちんと説明できるのであればまだいいのですが、関連性がなく、ただなんとなく取っただけでは、将来を見据えてない人なのかなと思われてしまいます。
例えば、20個近くの資格を経歴書に書いていても、それらをすべて使いこなせていたのかはとても疑問です。
資格も時代とともに変化します。ビジネスに直結するような民間資格がどんどんできています。それらにアンテナを張る力も必要となってきます。
子供の頃に取ったような、英検三級や漢字検定二級、珠算三級などは、正直言って書く必要はありません。ものすごい段や級があるのならアピールできるかもしれませんが。
将来自分はどんな仕事をしていたいのか、どうなっていたいのか、というビジョンを掲げ、そのためにはどんな資格が自分には必要なのかと戦略的になることが大切です。