派遣社員は、会社本位ではなく、仕事本位で働ける

派遣社員の「こんな仕事がしたい」が叶う働き方

派遣で働くことは、実はメリットがたくさんあります。

その中でも、一番に挙げられるのが、会社本位ではなく、仕事本位で働けるという点です。

正社員や契約社員で働くということは、一つの会社に雇用されるということです。そこには必ず上司がいて、業務についての指示・命令はその人から出されます。

「自分はこんな仕事がしたい」と言ったところで、その希望が通るとは限りません。あくまでも指示・命令を受けた業務に取り組むことを求められます。

その点、派遣の仕事は、数ある仕事の中から「自分はこんな仕事がしたい」という選択ができます。

もちろん、経験もスキルもないのに、いきなり自分のしたい仕事を自由に選べるわけではありません。

しかし、派遣会社に登録に行くと、どんな仕事を、どのような条件でしたいのかという希望を出すことができます。その上で派遣会社とよく話し合って、これからのキャリアプランを含めた相談をしながら、仕事を選べるのが大きなメリットです。

未経験からだんだんにスキルアップしていける仕事も、もちろんあります。

登録型の派遣の場合、あらかじめどの会社で何の仕事につくのか、さらにいつまで働くかという期間を契約で決めて、期間中は異動や業務変更などはありません。

自分が納得して選んだ仕事を、それだけに専念して続けていくことができます。

要は、会社に就職するといった場合、極端なことを言えば「自分が所属する会社を「選ぶ」という感覚ですが、派遣の仕事の場合は、あくまでも「自分が取り組みたい仕事を選ぶ」という感覚なのです。

仕事を「会社」基準で選ぶから長く続かない

世の中を見ると、この「自分が取り組みたい仕事を選ぶ」ということにこだわっている人が、案外少ないという印象を受けます。

それよりも、「自分が所属する会社を選ぶ」、「世間体がいい会社に就職する」ということにプライオリティーをおき、その結果、就職した会社を短期間で辞めてしまっている人が多いのでしょう。

あなたは、「七五三現象」という言葉をご存知ですか。

新卒で就職する人たちが、入社3年以内に辞めてしまう確率が高いことを表した言葉です。

中学を卒業して就職した人の7割、高校を卒業して就職した人の5割、大学を卒業して就職した人の3割が、入社3年以内にせっかく入った会社を辞めてしまうのです。

だから「七五三現象」というわけです。

新卒入社の場合、多くの人が、「何の仕事につくか」ではなく、「どの会社に入るか」で就職先を選びます。入社する時点では、自分がどんな仕事をしたいのか、どんな仕事に向いているのかが、わからないという人もたくさんいます。

「いやいや、そんなことはないですよ。私は会社ではなく、仕事を選んで就職先を決めました」という人もいないことはありませんが、よく話を聞いてみると、自分はこの会社でこういう仕事をしたいというイメージはもっているものの、そのイメージのために自分を会社に合わせているというケースが多いのです。

だから何年か経つと、「こういう仕事をしたかったわけじゃない」、「この仕事は自分には合わない」ということが起きてくるのです。

いろいろな仕事を経験することができる

派遣の場合、まずは仕事を選んで、その仕事についてみることができます。

それが自分に合わないとか、イメージしていたものとは違っていたということになれば、そこからの軌道修正がいくらでもできるのです。「会社本位ではなく、仕事本位」というのは、この軌道修正の可能性も含めて、仕事を選べるということです。

「何らかの仕事の経験があって、その経験を活かしてこんな仕事をしたい」という明確な希望をもっている人は、派遣会社としてはもちろん大歓迎です。

しかし、「自分は何がしたいかわからない。何ができるかわからない」と悩んでいる人も、派遣会社を利用した方が良いでしょう。

経験がなくてもできる仕事から、まず始めてみる。実はその仕事のことを知らなかっただけで、「実際にやってみたら自分にすごく向いていて楽しかった」という人もたくさんいます。

自分の知らなかった仕事に出会える

中には、自分自身がこだわっていた仕事をやってみたのに向いていなくて、派遣会社から「それならこういう仕事はどう?やってみたら?」と別の仕事を提案されて、それほど気乗りもしないまま、始めるというケースもあります。

ところが、実際に仕事がスタートすると、本人は楽しいし、成果も上がり、派遣先からも評価され、最終的に自分でその分野の会社を起こしてしまったということもあります。

今あなたが、もし仕事についているなら、毎日、自分自身のイメージに合った仕事ができているのかを、ぜひ問い直してほしいです。

もし現在、仕事を探しているのなら、自分自身が何をしたいかという明確なイメージをもっているのかを、考えてみてください。

そこで「あれ?何か違う。全然イメージ通りじゃない」とか、「仕事を探していたはずなのに、自分の仕事を全然イメージできていなかった」と思うのなら、派遣の仕事がきっとあなたの仕事の悩みを打ち砕く突破口になってくれるはずです。

POINT

・派遣は「会社」本位ではなく、「仕事」本位の働きかた。

・派遣は、自分と仕事が合わないと思えば、すぐ軌道修正できる。派遣は、知らない仕事もたくさん紹介してもらえる。

・派遣は、知らない仕事もたくさん紹介してもらえる。