アパレル業界だけではなく、まったく違う業界への転職を考えるとき、「どこの業界にでも持ち運べるスキルを持つ」事の重要です。
とはいえ、さすがに全くの未経験の業界で採用されるには「ポテンシャル採用」として、今は未熟でも、今後に期待が出来る人材と思って貰わなければ厳しい世界でしょう。
ポテンシャルへの期待というのは、若手の三十歳前後くらいまでであれば、実績が無くても将来への可能性にかけてくれる事があるのですが、年齢を重ねるとともに、まずこの人はどんな実績を残してきたのか?に、関心が偏る事が多いでしょう。
もちろん四十歳になったから、五十歳になったから、という年齢だけが理由となって、異業種への転職が難しくなる訳ではありません。ただ、何かを具体的に達成した経験を自分の言葉で語る必要があります。
会社に元々あった仕組みや業務ルーチンなどを、さも自分が考えたかのように振る舞うと、後で確実に痛い目にあいます。
出来れば、元々あったルールがこれで、問題点を提示し、こういう風に流れを変えた、新しい仕組みを作ったなどの話が大きく重要になってきます。
ただ決まり切った業務をやってきたという人間よりも、仕組みを作る事が出来る力は、重宝されます。