柔道整復師の国家試験

柔道整復師になるためには、国家試験に合格しなければなりません。

受験資格

大学に入学することのできる者であって、3年以上、文部科学大臣の指定した学校、又は都道府県知事の指定した柔道整復師養成施設において、柔道整復師となるのに必要な知識及び技能を修得した者

試験科目

解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規

試験日

毎年1回、3月初旬

合格発表

3月下旬

合格率

60%前後

柔道整復師の資格取得の難易度

柔道整復師の資格取得の難易度は、決して低くありません。大学に入学できる程度の学力を有し、さらに柔道整復師について学べる学校で3年間以上勉強しなければなりません。

試験の合格者は近年6割前後で推移しています。

柔道整復師の資格は、働きながら取得できる

柔道整復師の資格は、夜間に学べる学校もありますので、働きながらでも取得することもできます。夜間に学べる学校には、働きながら通えるスケジュールが用意されています。

夜間の学校は、授業の1限目が午後6時台に始まるように設定されているところがほとんどで、昼間の学校と同様に3年間で卒業できるところが多いです。

柔道整復師の活躍できる現場

柔道整復師は、接骨院や整骨院、病院のリハビリテーション科、スポーツ施設、スポーツチームの専属スタッフ、などの分野で活躍することができます。

さらに、接骨院や整骨院を開業するなど、独立の道もあります。

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