皆さんはオンライン、ＥＣサイトで洋服を購入した事があるでしょうか。
多くの方は、オンラインショップでの購入経験があると思いますが、２０００年代に入る前までは「洋服をネットショッピングしてもらう事はあり得ない」と、アパレル業界人は口を揃えて言っていました。もちろん、当時の段階で未来が見えている方はすくなく、大半はその意見でした。
ですがその後、急激に風向きが変わる事になり、現在は、すでにオンラインで洋服を購入する事に抵抗を持つ方は少なくなりました。それが「個人対個人の取引」であっても、です。
実際には２０１０年頃には大手通販サイトが年商二百億円を超えました。そのサイトの五年前の年商は三十億円ほどだった所からすると急激な成長をしました。
何をお伝えしたいかというと「たった数年で今までの常識は変わる」という時代であるという事です。
ＡＩについての話題が多く溢れる現在ですが、どちらかというと、アパレル業界以外への活用の方が目立っているのです。
アパレル系の分析システムではＡＩを組み込んでいるものも増えてきましたが、自分の仕事とＡＩの距離が遠いという認識を持つ方は、比較的多いです。
もしくは過度に「ＡＩに仕事を奪われるのではないか」と具体性なく恐れているかです。
まず、
ＣｈａｔＧＰＴを代表とした対話型ＡＩに触れた事があるか。
遊んだ事があるか。
何が出来そうなのか考えた事があるのか。
これに尽きるのです。
今のテクノロジーの進化スピードから言うと、五年後にはアパレル業界でのＡＩの与えるインパクトは大きい。そう考えている方がリスクは少ないでしょう。
ＡＩにどこまで心揺さぶるデザインが出来るのか、ホスピタリティ溢れる接客が出来るのか、未来の予想はまったく解りませんが、業務の何らかはＡＩが取って代わっている可能性があります。
「まさか、その仕事をＡＩがやるとは…」の「まさか」は突然訪れます。むしろ、その「まさか」を代替出来る仕組みこそが、ＡＩ開発側としては儲る仕組みだと考えておくべきです。
