フリーランスや起業する考えは無く、事業会社に勤める場合では、ある程度の匿名性や本人特定されない工夫が必要かも知れません。
ですが、自分の市場価値が高まるような発信は行うべでしょう。勤務先の会社名を名乗れない場合にも、自分を表現出来るような基盤はあった方が良いでしょう。
もし仮に、自分の勤務先の名称だけでは、自身のキャラクターイメージがまったく伝わらないと思うのであれば、よりセルフブランディングの有用性は高まるはずです。
『○○会社に勤めるコジマさん』よりも『○○会社に勤めながら、ポッドキャストでも毎週ビジネスやキャリアの内容を配信しているコジマさん』の方が、他者との差別化の観点もそうですし、人となりが見えてくるでしょう。
もしも、この話のイメージが湧かないのであれば『○○会社』を、自分の肩書きから抜いたとすればどうなるか、を想像してみてください。
オンラインでもオフラインでも。
動画でも写真でもテキストでも。
創作活動そのものや、出来上がった成果物でも。
自分の存在を示す場所を持っている事で、狭い世界が大きな世界に繋がるかも知れません。
そのような活動からは、直接お金を生む事はありません。
また、こういう内容をすぐに「マネタイズ」な話題に繋げようとする人も多くいますが、WebやSNSでの活動は、目先の夢か幻かのようなお金を目的にすべきではありません。
自分が一円も払わずに出来る「未来への自己投資」だと思って実行する事です。
本業の仕事をしながらの活動なので、余暇時間を用いた動きであり、どうしても労力に対する見返りが欲しくなるかもしれませんが、「金銭的な見返り」や「目先の反応やフォロワー数」ではなく、自分の価値が高まる行動かどうかを、見据えてください。
仮にインフルエンサーになった場合の価値は非常に高いですが、人となりを表現し続ける、『自分を表現する、全世界への公開履歴書やポートフォリオ』だと考えた方が、着実に続けられるでしょう。
自分の価値を表現した内容を、Webに「蓄積」し続けましょう。